77億の感動


アメリカ在住のパフォーマーです。世界人口77億の感動研究中。プロフィールは下のカテゴリーから。
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詩 私はあなたに

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いつもと変わらない大阪の東西をいく京阪電車の
小さな駅で、連なる電車に身をまかせ、
真昼の緑の席に身をうずめ、
自分が誰であると証明もせず、
来る思いに目を閉じず、
行かない思いに目を閉じる。

あなた。

私はあなたに会いにきた。
言葉をかわせたらいいのだけれど、
ほんの少しの距離が私達を沈黙においてしまう。

ほんの一言で、友達になれたかもしれないあなた。

その青いサファイアの指輪、素敵ですね。
って思いきって言ってみればよかった。

一人では生きられない。
と時々思う。

一人で生きられないなら、だめでしょう。
と時々思う。

かすかに揺れる電車は私達をどこに連れていくというのだろう?
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by kunikotheater | 2009-09-28 11:08 | エッセイ

大学時代の友達

昔の大学時代の友達の数人が
このブログのエッセイを読んでくれているとのことで、
なんか、めちゃめちゃ嬉しかったです。
何十年ぶりにメールをもらったことが、そらぁ、何より嬉しかったし、
あたしの、エ、エッセイを読んでくれてるってのもこそばいです。

で、彼女達にメールを出しながら、
ひとつ思い浮かんだことをエッセイにしてみました。
ちと長いっす。時間のあるときに読んでやってみてくださいまし。

*             。        ・  ☆
   ☆   ・          ・


初恋だった。
大学のクラスが同じで、通う電車も同じで、
背の高い、ちょっとおしゃれでハンサムな子だった。
私は一方的に好きになって、そのうち彼はそれに気づき、
デートをするようになった。

1年もたたずに失恋した。
濡れぞうきんのように泣いて、
いっそのことぞうきんになってしまいたかった。
何人もの友達が、あまりにふさぐ私に気を遣ってくれて、
授業の合間によく声をかけてくれた。

帰りのバスで、私のぞうきん話を田中君はずっと聞いてくれた。
窓にもたれて、ぼぉっと遠くをみると涙があふれて、
彼は紺のハンカチを私の手にぽんとおいて、ひたすら話を聞いてくれた。
さきちゃんは村上春樹の小説と雑誌アンアンを持ってきてくれた。
キミカは下宿で、中華の素をきかせた酢豚を作って、泊めてくれた。
キャンパスの水ない噴水に座っている友達、みんな優しかった。
それなのにこんなにもぞうきんな自分。それがあわれだった。

ぞうきんになって、やがて、、、
自分と世界をつなげている何か、ぷっつり明らかに切れた。
死にたいと思った。
今思うと、なんであんなに悲しかったのか、苦しく思えたのか、
わからない。
ただどんなにもがいてもぞうきんになってしまった自分を
どうしようもなかった。

たとえ彼が元に戻っても、
このうつろな思いは変わらないと思った。
失ったものを取り戻せばそれですむ、
そういう感じのものではなかった。
ぞうきんなのだから仕方がない。

このまま朝、目が覚めなければいいのに。
クスリをいっぱい飲んで死ぬイタリアの映画を思い出した。
錠剤をいくつも買って、机においた。
グラスに水をくみにいくと
キミカから電話がかかってきた。
今度は中華の素で、ふわふわ天津飯に挑戦するから泊まりにおいでよ。
下宿の隣のマコとさきちゃんと、
バレー部の西田くんも映研の田中君もくるからよ、

私は結局、死ななかった。
いつも会う友達に囲まれているうちに、
自分はやっぱりぞうきんでないことが、だんだんわかってきた。
消えてしまった世界は嘘のように色とかたちを戻した。


以降、私はぞうきんへの免疫ができたのか、
ノーテンキな学生生活を修め、
ノーテンキなオトナになっていった。
私は友達に救われたんだ、と思う。
実際には、自分で死ぬなんてこと、できず、
かすり傷に過ぎない痛みを嘆いていただけなのかもしれない。
でも、あの時は、本当に頭が真っ白だった。
それがとても怖かった。
友達が声をかけ続けてくれたことで、怖さがまぎれた。

このことは誰にも言ったことがない。
そして何人もの友達に、ありがとう、って心の中で言う。
今度里帰りして会う時、はずかしくて、絶対言えないから。
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by kunikotheater | 2009-09-26 03:27 | エッセイ

時として、善因善果が必要とするもの

悪因悪果、善因善果、、、、という。
悪いことをしたら、悪い結果
善いことには、善い結果が、くる、
そんな、教えは世界中にある。
でも現実には善いことをしても、善い結果がくるまで、
時間という要素があり、
複数の行動が混じり、
なんでこうなるの?
って結果ある。
いうならば、
善いことをしても悪い結果になることがある。

WIREという雑誌を読んで、見逃せない記事があった。
Dambisa Moyoというイギリスの経済学者の意見。
アフリカへのエイド(寄付、援助)がアフリカをだめにしている、という目をむくような意見。
アフリカは受けている経済援助が
結果として、内戦と貧困につながっている、という。
ただ、ここで大切なのは、
彼女はアフリカを助けるための援助をやめろ、といってるわけでない。
その内容を見直さなければならない、ということのようだ。

CNNのインタビューで、よくわかります。


訳のトロい私には、あまりうまくかけませんが、(すんません)
例えば、有名人や芸能人がコンサートでかき集める、数十億ドル。
これを彼女は批判する。
コンサートのプロヂュースにアフリカの貧困と崩壊が宣伝され、
同情をあおるだけで、
投資したいと思う企業や投資家を遠ざけている。
アフリカは実際には、投資する要素に充ちているのに、
そのポジティブな部分が同情を求める宣伝で溝に。
更に、援助金の行き先がいい加減で、
ほとんどは権力者のもとに行き、
人民統制のための武器、建築、
独裁の費用に使われている、という。

これに対しての反論はあると思うけれど、
彼女の意見は、智慧をもって、援助金を活用していくことの提案で、
注目したい点はいくつも述べられていた。

彼女の著書、Dead Aid は NY Timesのベストセラーリストにあがり、
Times Magazine の、世界を変える100人、に選ばれた。
善因善果を実現するため、
彼女のような知を提供する学者が喝采されるのはええことやぁ~。


ふむ、なるほど。
善因善果は、時に、智慧や反省や発展などの心を必要とするのだなぁ、と。

で、
ふとおかんとのハワイ旅行が浮かんだ。
私のない智慧を駆使して、今頃きづいてしまった。愕然としてしまった。
今頃いっても遅いが、、、、
おかんは水が怖い人で、ハワイのビーチなんちゃら興味がない。
べちゃべちゃ他人と喋るのが生きがいのおかん、英語では、ストレスなだけ。
マクドナルドで味噌汁をオーダーするおかん。ハワイなんかええ迷惑~
親孝行の善を尽くすつもりが、えらいことをしてしまった。
全部手配してしまったので、後悔しても遅いが、
娘のエゴで、こうなった、チャンチャン!ということにしておこう。
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by kunikotheater | 2009-09-25 00:17 | 77億の感動の研究

マイアミファッション

フロリダはまだまだ夏。
帽子が欲しいなぁ、と思って、
kangol をいくつかみにいきました。
Kangol 定番の、外が綿で、中が麻の帽子はありそうでないです。
ほんでもって、デザインを見ていると、マイアミらしいなぁ、と。
マイアミ好きとしては、やっぱこれやん。
あたしが被ったら、遠足の子みたいになるねんけど、、、。



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by kunikotheater | 2009-09-06 12:15 | 77億の感動の研究

mime はおもしろい!


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by kunikotheater | 2009-09-02 21:51 | 77億の感動の研究

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